こんにちは。11月なのに暖かい日が続いてますね。
息子や周りの男の子の友達をみていると、男子は圧倒的に数字が好き!です。
言葉はそれほど興味を示さないけど、数字の食いつきはとてもいいのです。
お子さんによっては、レッスンで音符は読めるし、指番号の認識はあるけど、曲になると音と指番号で苦労することもあります。
先日、そんな男の子のレッスンで、今の教本では苦労していたので、とりあえずお休みして、指番号からの誘導が強い教本に変えてみたところ、途端にもっとやりたい!次は?次は?と積極的に取り組んでくれました。少しのつまずきの原因を探ることは、同時に得意、好きなことを探ることでもあります。
初めての教本を使うときは色々想定して私も緊張するのですが、お子さんにガッテンした時は本当に嬉しい気持ちです。
どの教本も最終的に到達したい方向性は同じなのですが、切り込みや視点は多岐にわたります。いくらいい教本と思っていても、全てのお子さんに合うとは限りません。ですので、使う部分をかいつまんだり、時には飛ばしたりと『オリジナル教本』が出来上がります。
小さい頃は、個性、得意、苦手が特にはっきりしています。そのでこぼこがいいのです。苦手なことを克服するよりも、得意なことから広げて、弾けると楽しい!と思えるようレッスンすることを心掛けています。