突然ですが、歌を歌うことって、老若男女問わず、いつでもどこでも身ひとつでできます!
そして、「腹式呼吸」これがとても体にいいのです。普通に生活していると胸式呼吸なのですが、深く呼吸をして、お腹からしっかり息をはいていきます。そうすることで、内蔵までも活性して、歌うことは運動に匹敵します。
お年を重ねると、今までのように運動などはできなくなっても、「歌」なら座ってもできますし、ご高齢になって始められる方も多くいらっしゃいます。今までの人生で多くの歌と出会ってきて、一つ一つの曲をまた歌う楽しさがあります。または、憧れの歌に挑戦される方もいらっしゃいます。昔はできなかったけど、やりたいこと歌いたい曲を歌いたい!いいですよね♡オペラだって挑戦できます!
肺活量も増えます!ご高齢になってご夫婦での会話だけですとしっかり声を出しません。知らず知らずのうちにぼそぼそ話すようになってしまいます。レッスンでは体を使って発声から声を出していきます。
滑舌もよくなります。しっかり発音して歌詞をうたいます。
そんなこんなで、体にいいこと尽くめなんです。
コロナ禍で中々、当ピアノ教室(駒沢大学)のレッスンにいらっしゃることができなかったKさん(男性)
御年81歳になられます。
ワクチンを早々に済まされて、再開されました。
緊急事態宣言でコロナが落ち着いたら、レッスンを再開したいとのメールを頂いていました。
ほどなくして、ワクチン接種が終わると直ぐに再開のご連絡をくださいました。
人との繋がりが断たれ、同世代でオンライン飲み会をしてみたらしいのですが、話題に尽きてしまったそうです。
「話すことがなくなってしまった」
とおっしゃっていました。
ご高齢になっても「今何をして楽しみ、生きているか」ということがほんとに大切なことなんですね。
「レッスンがなくなると、生き甲斐がなくなってしまいます。」
とまでおっしゃっていました。
Kさんのレッスンというと、ご体調によっては多く休まれたり、Kさんのペースで進めてきました。
ピアノレッスンをご希望ですが、
「声があまりよくでないので発声をしたい!」
とのご希望もあり、今は前半30分ピアノ、後半30分は発声から懐かしの唱歌のレッスンをおこなっています。
声楽レッスンは、家での課題などは全くなく、レッスンでおこないます。
レッスン室のドアも開けて感染対策もおこないます。
お腹を意識して、発声していきます。
「あー、あー、あー、」
と一回一回お腹をへこませて、お腹に頼っ上げていきます。
Kさん、御年81歳なのにお声がお若いんです。そしてテノール(男声の高い音域)
「もっと、お腹を使って!」
などとお声がけすると、また声も変わってきて、
「いいですよ!その感じです!」
発声を一通り終わらせると、大分声も潤ってきて、次は唱歌を2,3曲歌っていきます。
「夏の思い出」や「荒城の月」や「夏は来ぬ」を息の流れ、腹式呼吸を意識して歌っていきます。
技術的なことはレッスンでお伝えしますが、歌の臨場感はさすがです。その人なりが出るのが音楽の素晴らしいところだと思います。
歌い終わると、
「やっぱり、歌うと体調がよくなるんですよ!スッキリしますねー」
とお話ししてくださいます。
お腹を使ってしっかり声を出すことは、全身運動です。ピアノとはまた違ったところを使います。
コロナ禍ではありますが、おぎどうピアノ教室では感染対策をおこなって、レッスンをおこなっています。
今だからこそ、音楽、ピアノや声楽を始めてみませんか?
大人の生徒さん大歓迎です。
ぜひ無料体験レッスンにいらしてください(^^♪おまちしています!